復帰から41年。

　　　　　　　撮影：那覇市(沖縄県)


私は沖縄の人から「復帰っ子」と呼ばれることがあります。
何故なら沖縄が本土復帰した1972年に生まれたからです。

そんな私も41歳。
そして沖縄もあれから41年。

自分の41年を振り返ると、
いつも自分のことばかり考えていたことに気づきます。
家族、親戚、友人、同僚。
自分の大切な人のことばかり。

ただ、それって悪いことなのだろうか？

「今の沖縄」を「悲しい」と思う沖縄の人。
「今の沖縄」を「つらい」と思う沖縄の人。

途中経過かも知れない。
まだ夢の途中なのかも知れない。

ただひとつ言えること。
それは、沖縄の人は自分のために生きて来たと思うし、
その結果「今の沖縄」があり、その「今の沖縄」は
沖縄の人にとって「愛すべき沖縄」だと言うこと。

早くまた行きたい。
そんな沖縄へ。


2013年5月16日
ひろしまの種を蒔く会
代表 広島ピアノ